腎臓病の原因と治療方法|病気の悪化を食い止める

レントゲン

腎臓の機能の低下

看護師

老廃物の影響

腎臓病とは、腎臓の機能が何らかの原因によって低下することです。炎症による急激な機能低下が生じることもありますが、生活習慣の乱れから、徐々に低下していくことも多いです。腎臓病になると、血液中の老廃物が排出されにくくなります。血液は全身を流れているので、老廃物が排出されなければ、その老廃物は全身に届けられることになります。しかも老廃物は、日々の食事によりどんどん増えていくのです。それにより、やがて全身の機能が低下していくことになります。そのため腎臓病になると、人工透析という治療がおこなわれます。人工透析とは、機能の低下した腎臓の代わりに、血液中の老廃物を除去するという治療です。老廃物が除去されれば、体は老廃物の悪影響を受けにくくなるのです。

人工透析と食事療法

人工透析は、血液を取り出して、そこから老廃物を除去した上で、再び体内に戻すという方法でおこなわれています。また、老廃物を除去する効果のある透析液を、体内に注入するという方法の人工透析もあります。食事を毎日とる以上、老廃物も毎日増えていくので、人工透析はこまめに受ける必要があります。また、その食事を老廃物となりにくい食材を使ったものにするという、食事療法もおこなわれています。老廃物は、たんぱく質や脂質の分解によって多く出てきます。そのため食事療法では、肉や魚の量が控えめとなっています。また、塩分も老廃物となるので、味付けも薄めにされています。こういった食事療法を日々続けることで、比較的軽度な腎臓病の場合は、人工透析をしなくても進行を防ぐことが可能となっています。